色と素材−2

前回色のベースの基本の考え方をお話ししました。


ベースの色


床、壁、天井


建具、巾木


カーテンORブラインド


このようなもので成り立っています。


そこを基本の色として見て、

家具、小物関係を合わせていくといいと思います。


例えば、


ベースの色:

床:ライトブラウン

壁、天井:オフホワイトの壁紙

建具、巾木:ライトブラウン


というお家だったとしましょう。

では、合わせるダイニングテーブル、チェア、TVボード、コーヒーテーブルなどはどのようなものがいいのでしょうか。


違うパターンもありますが、オーソドックスなやり方としては、

(間違いないやり方としては)

ライトブラウン(ベースで使っている色)

で合わせるといいです。

厳密には、チェア以外のダイニングテーブル、

TVボード、

コーヒーテーブルの木の色を

合わせるといいです。


そうするとかなりまとまりが出ます。


続いて、ファブリック(布)のチョイスです。

カーテンそして、ソファが布の場合はソファの張地の色、

ラグの色みをなるべく近いトーンでまとめます。


例えば

カーテン:ベージュ

ソファ:ベージュ

ラグ:ライトグレー


ソファに置くクッションはラグの色のライトグレーと、

アクセントで使う色を入れていきます。


アクセントで入れたい色をグリーンとしましょう。

若草色のような優しいグリーンを入れたいな、

と思っているとします。


そうしたら、クッションを2個くらい若草色のクッションを入れていきます。

あとは、ソファでちょっと使ったりする膝掛けも若草色を。

テレビボードの上に置いたりするフォトフレームを若草色を。

花器や置物などなど、、

若草色をいろんなところに散りばめていくんです。

ポイントは、小物につかうこと。


みなさんよく、グリーンを使いたいって思う時に、ラグから入ってしまったりします。

それ自体は全然間違っていないんです。

でも、そこから雰囲気良くグリーンをまとめていきたい、

グリーンをアクセントカラーとして出していきたい

と思うとなかなかうまくまとまらないことが多い。


なので今回は間違いないやり方として、

あくまでもグリーンをアクセントとして散りばめるというやり方をご紹介しました。

是非あなたのお家が今どうなっているのか、お気に入りのものが光って見えるのか?

自分が心地いい住まいになっているかをもう一度客観的に見てみてくださいね。

そして少しづつ変えていきましょう。


お家と向き合うことは自分と向き合うこと。

『気持ちの良い』インテリアを彩る

建築家でもコーディネーターでもなく 小物や家具で空間に彩を添え加える、 インテリアライフスタイリスト林佑実です。

0コメント

  • 1000 / 1000

『気持ちの良い』インテリアを彩る

建築家でもコーディネーターでもなく 小物や家具で空間に彩を添え加える、 インテリアライフスタイリスト林佑実です。