ジャカルタでのインテリアデザイン

今、インドネシアジャカルタでインテリアの監修をしています。

毎回ドキドキワクワクです。

ですが、何度かインドネシアの施工物件はこの数カ月で見てきましたが、日本と違うことばかりで驚くことが多いです(笑)

例えば、施工が色々適当。

よく言えば、なんでもできます。

デザインに文句言う人もいない。

なんでも言えばやろうとしてくれます。

ただ、できるかは別。笑

いいものを作るには、現場には常に自分の目で見て全部指示して判断しないといけないと言った感じ。

日本以上にそれが必要。

日本も必要だけど、日本はいなくても作ってくれるし進んでいくけど

こちらではそれは皆無。笑

見えないところで手を抜くのは結構当たり前だし、

(例えば柱が4本必要なところを2本にして壁を閉じてしまうとかしている現場があった。本当に衝撃的だった笑)

ほっといたら映画やドラマのセットのような簡単なものを作っている。。

地震が来たら絶対崩れるやつ。笑


そして、

こう言う感じのものを作ってね、と写真で見せれば、

日本だと、業者さんが、じゃぁこう作るためにはこう言う風にしないといけないですね、とプレゼン資料と図面を持ってくる。

そこから、こう言うメーカーのこれがあるからこれを使えば実現可能です。

とか、普通に打ち合わせは進むけど、

写真を見せて、はい!オーケー大丈夫と言って特に何もなく、そのまま作ってくるんだけど、それが全然違う色だったり、違う形状だったりする。

だから逐一監視。笑

逐一逐一確認。

しつこいくらいに確認と監視が必要。

日本より木材や材料が安いぶん、施工費が安いぶん、いろんなことが実現可能だし、広がるけど、

形にするまでがとってもとっても大変だなと改めて感じたこの頃でした^^

明日また打ち合わせなので、ご報告したいと思います♪


※誤解なきように追記しますが、こちらでの有名デザイン会社に結構お金を積むとそれなりのものができてきたりします。ただ安く抑えようと思うと、地元の工務店にお願いすることになり、そういうところはかなりひどい現場もあるということをお伝えしておこうと思い記録しました^^m(__)m

『気持ちの良い』インテリアを彩る

建築家でもコーディネーターでもなく 小物や家具で空間に彩を添え加える、 インテリアライフスタイリスト林佑実です。

0コメント

  • 1000 / 1000

『気持ちの良い』インテリアを彩る

建築家でもコーディネーターでもなく 小物や家具で空間に彩を添え加える、 インテリアライフスタイリスト林佑実です。